ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/519jx7IZM1L._SX341_BO1,204,203,200_.jpg
楠木建『ストーリーとしての戦略 優れた戦略の条件』(東洋経済新報社)読了。戦略は因果論理のシンセシスであり、その中でも部分非合理を全体合理性に転化するキラーパスが他社に模倣不能な戦略ストーリーの要である。社会学でいう意図せざる結果との関連で興味深かった。学会の東野圭吾は言いすぎ。
内容紹介
20万部突破のロングセラー!
戦略の神髄は 思わず人に話したくなるような 面白いストーリーにある。
大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、戦略が流れと動きを持った「ストーリー」として組み立てられているという点で共通している。戦略とは、必要に迫られて、難しい顔をしながら仕方なくつらされるものではなく、誰かに話したくてたまらなくなるような、面白い「お話」をつくるということなのだ。
本書では、この「ストーリー」という視点から、究極の競争戦略と競争優位、その背後にある思考のパターンの本質を、多くの企業の事例を挙げながら解明していく。
一橋大学ビジネススクールで気鋭の経営学者、初の単独著作。
語り口調を使い、ストーリーを楽しめるような作りとなっている。
内容(「BOOK」データベースより)
戦略の神髄は、思わず人に話したくなるような面白いストーリーにある。多くの事例をもとに「ストーリー」という視点から究極の競争優位をもたらす論理を解明。
著者について
楠木建(くすのき・けん)
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。
1964年東京生まれ。92年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。
一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、
2010年より現職。専攻は競争戦略とイノベーション。
著書に、Dynamics of Knowledge, Corporate System and Innovation(共著、Springer)、
Management of Technology and Innovation in Japan(共著、Springer)、
Hitotsubashi on Knowledge Management(共著、John Wiley & Sons)、
『知識とイノベーション』(共著、東洋経済新報社)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
楠木/建
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。1964年東京都生まれ。92年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。専攻は競争戦略とイノベーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)